仕事と遊びに忙しい20~30代の独身男子は、
活発的で家にいる時間が短いものです。
「一人暮らしにピッタリなネット回線を知りたい」
「なるべくお金のかからない方法でネット環境整備したい」
この記事はそんなあなたに向けて書いています。
自宅で使えるネット回線には色々なタイプがあります。
- 固定回線(光・ADSL)
- モバイルルーター
- 据置きwifi
どれが一番自分に合っているか?
回線タイプの紹介と同時に、安上りなネット回線や
用途に合った回線についてまとめています。
この記事を読み終わるころには契約すべきネット回線が
きっと見つかることだと思います。
まずは、選択肢として考えられる回線の紹介から。
固定回線
固定回線を2つに分けると、
光回線・ADSL回線に分類されます。
通信速度では光回線が勝っていて、
価格ではADSLのほうが安上りです。
光回線
自宅にネットをつなげるといえば、
まず思いつくのが光回線ですね。
ひと昔前までは『光回線といえばフレッツ光』だったわけですが、
現在は光コラボレーションの普及により、ドコモ光やソフトバンク光など、
様々な業者が独自ブランド化して光回線を販売しています。
面白いものでは、通信事業者ではない、CD・DVDのレンタル業の
TSUTAYA(ツタヤ)だったり、家電量販店のビックカメラなども
光回線サービスを開始しています。
これまで、フレッツ光(NTT)の独占市場だったところに、
様々な業者が参入することで、価格競争やサービス向上されます。
『選択肢が増えるのは良いこと』ですが、あまり増えすぎると
逆に『どの回線を契約したらいいのか?』迷いの原因にもなります。
「じゃあ、何を基準に決めれば良いのか?」
その基準は3つあると私は考えてます。
1. 低価格であること
フレッツ光が主流だった頃は、東日本エリアか西日本エリアかでしか
価格の差がありませんでしたが、光コラボレーションが始まってから
各社独自で基本料金を決めて価格競争がおこなわれています。
「A社はB社より毎月1,000円も安く利用できる」という現象もおきています。
ここで一つの疑問が湧いてきます。
「安い料金のところは質が悪いのではないか?」という疑問です。
確かに安かろう悪かろうでは困りますが、それは心配いらないでしょう。
なぜなら、ドコモ光でもソフトバンク光であっても、
結局使っている光回線はフレッツ光だからです。
つまり、同じ回線を名前を変えて販売しているだけです。
逆の言い方をすると「高いから質が良い」というわけでもありません。
こと光コラボレーション各社が販売している回線は、
全てフレッツ光であり、下り最大速度も同じ1Gbpsです。
名称が違うだけの同じ製品があったら、
たとえば、同じ世代のiphoneが8万円と9万円で売られていたら、
あなたはどちらのiphoneを購入しますか?
間違いなく前者のiphoneにお金を払うはずです。
選択肢が多くなった光回線は、
まずは低価格の基本料金で利用できるところを探し、
その回線と契約するかどうかを考えます。
どうしてもその回線(会社)が自分にとって何か嫌な理由があるとしたら、
次に安い料金でサービス提供している回線との契約検討にうつります。
そうして、一番安い回線から順々に選んでいくのが良いと私は思います。
価格重視の選び方(まとめ)
1. 一番低価格の光コラボレーション回線を調べる
2. 個人的好みで嫌な会社が適用している会社かどうか判断する
3. イメージの悪い会社を除外した中から一番安い料金設定の回線と契約する
「いま世の中にはどんな光回線があるのか?」
詳しくはこちらにまとめています
2. 割引があること
これまでフレッツ光を使っていた人達の、
光コラボレーション回線への転用が加速しています。
[転用とは]
フレッツ光からドコモ光やソフトバンク光など
光コラボレーション回線へ乗り換え移行すること。
転用を加速化させている背景には「割引」があります。
その割引とは「セット割」のことで、たとえば、ドコモスマホを
使っている人がドコモ光を契約すると、毎月一定額がスマホ代から
割引されるというサービス。このセット割はソフトバンクでもauでも
同じくおこなわれているサービスです。
割引額は500円~2,000円程度。
しかも家族のスマホ分も割引対象になるため(ドコモ光は除く)、
中には、割引額がネット回線基本料金の全額に値するケースもある。
非常に低価格料金で人気のある回線にエキサイト光というのがありますが、
使っているスマホがauだった場合は、エキサイト光より基本料金が高い
auひかりを契約したほうが安くなるということになります。
auひかり | エキサイト光 | |
基本料金 (ホームタイプ) |
5,200円 | 4,360円 |
セット割 (auスマホ) |
-2,000円 ※1 | なし |
実質料金 | 3,200円 | 4,360円 |
※1 スマートバリューで最大割引額が適用された場合(スマホ1台分)
あなたは今どこのスマホを使っていますか?
また、近いうちにスマホを他キャリアへ乗り換える予定はありますか?
それによっては、単純に安い光回線をえらぶのではなく、
セット割のある、auひかりやソフトバンク光を契約したほうが
得する可能性はあるといえます。
割引(セット割)を基準にした選び方
1. au・ソフトバンクなどのキャリアスマホを使っている
2. セット割対象の金額(家族のスマホ分)を確認する
3. auスマホ→auひかり・ソフトバンクスマホ→ソフトバンク光がお得!
ちなみに、ドコモスマホユーザーはドコモ光にすべきではない!
というのが私の持論です。理由は別の記事にまとめています。
(リンク)ドコモ光が安くない
「auスマホユーザーだけどauひかりを契約できない」
自宅がエリア外で困っている方は次の記事をチェックしてみてください。
(リンク)auスマホエリア外だった場合
3. キャッシュバックがあること
「情報量を多く持っている人が得をします」
回線業者に勧められるがまま契約しては後悔します。
もっと間接的な視点も考慮して契約する回線を選ぶべきです。
価格競争と同時におこなわれているのは「特典」による競争です。
特典とはキャッシュバックのことで、A社を申込むと3万円、
B社だったら4万円のように、各社は魅力的なキャンペーンを打ち出し
契約者獲得に躍起(やっき)です。これを利用しない手はありません。
キャンペーンは公式ではなく「代理店」と呼ばれる会社がやっている。
auひかりだったら、au公式サイトから申込むのではなく、
NNコミュニケーションズであったりNEXT(ネクスト)という代理店から申込む。
ソフトバンク光だとアウンカンパニーという代理店がキャンペーン展開しています。
ひとつ事例をあげると、ドコモスマホユーザーがドコモ光を契約するより、
auひかりかソフトバンク光を選んだほうが得する、というのはご存知ですか?
基本料金の安さだけではなく、セット割とキャッシュバック、
間接的な視点から総合的な基準をもとに契約する回線を決めると、
絶対失敗はない!あなたは必ず得をします。
ADSL
ADSL回線は光回線と比べて遅い。
しかし、月々の負担が少なく済むメリットがあります。
代表的なADSL回線は、
ヤフーBB、ホワイトBB、フレッツADSLなど。
ヤフーBBの下り12Mbpsタイプで固定電話がある場合の料金は、
月額1,265円(キャンペーン価格)。
ソフトバンクのホワイトBBは下り最大50Mbpsで1886円~で、
スマホとのセット割(おうち割)も適用になります。
「ADSLは遅すぎる」という声も聞こえてきそうですが、
家にいる時間が短く、ほとんどスマホしかネットにつなげない方は、
下り最大1Gbpsもある光回線に何千円も支払うのはもったいない。
ADSL回線で十分だと考える人も多いのです。
「主流は光回線だ」
「いまさらADSLなんて・・・」などの固定概念をもっていると、
余計な出費につながる危険性があります。
モバイルルーター
独り身男子は、家でしかネットにつなげない固定回線より
モバイルルーターが人気だったりします。
家で過ごす時間が、起床してから7時~8時と
夜仕事から帰ってきてから寝るまでの20時~24時だとすると、
24時間のうち5時間しかネットを使うタイミングがありません。
他のことをする時間を除くと2~3時間だけという場合もあるでしょう。
家でしかつながらない固定回線より、
持運びできて外でも使えるモバイルルーターのほうが
独身男子にはピッタリなのかもしれませんね。
ワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクブランドのひとつで、
Poket WiFiを提供していることで有名です。
最新機種は603HW(下り最大612Mbps)です。
料金は他の種よりちょっと高め目の4,196円~(端末代込み)。
もう少しお手頃な料金で利用できる機種は504HWです。
キャリアアグリケーション対応だから月間データ上限が無く、
下り最大261Mbpsの高速通信が可能。
ワイモバイルスマホとのセット割があるので、
実質的にはもっと安く利用することができます。
ワイマックス
ワイマックスはau系モバイルルーターだから、
auスマホとのセット割があります。(auスマートバリューmine)
割引金額は月々最大934円になります。
データ無制限プラン(ツープラス ギガ放題)は4,380円で、
月間7GB制限のあるプラン(ツープラス)は3,696円です。
モバイルルーター(まとめ)
1. ワイモバイル[Y!mobile]
2. ワイマックス[WiMAX2+]
3. ワイモバイル・auのスマホとのセット割あり
据置きタイプ
据置きタイプとは、固定回線と同じく家でしか
ネットにつなぐことができないけど、開通工事が不要で
コンセントを接続するだけでネット環境が整う、便利なタイプです。
softbank Air
その名の通り「ソフトバンクが提供する」据置き機器で、
下り最大速度は261Mbpsだからワイモバイル504HWと同じ。
ソフトバンクスマホとのセット割(最大2,000円/月)が適用される。
機器本体はレンタルが可能ですが、分割購入したほうが基本料金が安くなります。
Speed Wi-Fi HOME L01
工事不要で簡単インターネット接続。
届いたその日から高速通信が可能になります。
4×4MIMO・キャリアアグリケーション対応で
下り最大440Mbpsのスピードが出る(最大速度は理論値)
料金プランはモバイルルーターと同じく、
月間データ無制限で4,380円、7GB制限だと3,696円で、
auスマートバリューmine対応で月々最大934円の割引あり。
用途に合ったネット回線を選択しよう
これまで紹介してきたネット回線をまとめると、
1. 固定回線[光・ADSL]
2. モバイルルーター[ワイモバイル・ワイマックス]
3. 据置きタイプ[softbank Air・HOME L01]
3タイプの回線があるわけですが、
この中からあなたがどのように選べばいいのか?
それは、何に基準をおくか?どんな使い方を望むかで決まります。
▶ 光回線
リーグオブエンジェルズ2・黒い砂漠、
マイクラでマルチプレイを楽しみたい場合など、
パソコンでオンラインネットゲームをするには
安定した高速通信が不可欠なので光回線を契約すべきです。
ADSLやモバイルルーターではちょっと厳しいですね。
最近はテレビよりyoutubeやニコニコ動画をいっぱい観る、
という人もデータ容量を気にせずにバンバン再生できる
光回線を契約したほうが無難です。他の回線だと再生が途切れたりする。
他にもこんな人は光回線がオススメ!
・ゲーム機(プレステ4など)をネット接続したい
・テレビに接続してオンデマンドサービスを利用する
・パソコンで大人の動画を観る
・仕事を持ち帰りメールや調べものをすることが多い
・副業でネットビジネスをはじめる予定
などなど、
速くて安定した通信の確保が必要となる場合は、
多少費用がかかっても光回線を選ぶべきだと思います。
▶ ADSL
パソコンを持っていない、または使う頻度が
週に1~2日、時間にしても1~2時間程度だとしたら、
とりあえずネットがつながる環境を整える意味でも、
格安のADSL回線でも十分だと思います。
こんな人にはADSLがオススメ!
・ネットにつなげるのは主にスマホ
・パソコンではネットサーフィンしかしない
・月々の負担を2,000円以下に抑えたい
などです。
ソフトバンクスマホの方はホワイトBBにするのがベスト。
セット割を組めば実質0円~数百円で利用できちゃいます。
▶ モバイルルーター
家でしかネットをつなげない人には不要ですが、
外出先で、いつでもどこでも仕事をするために
ネット通信を必要とする機会がある場合、または、
スマホのデータ容量を気にせず通信したい方などには
モバイルルーターはとても便利で良いと思います。
ワイマックスのクレードル機能を使えば、
有線LANでパソコンと接続することだってできます。
こんな人にはモバイルルーターはオススメ!
・家では一日何本かyoutubeを観る程度
・ニュースチェックやネットショップで買い物するぐらい
・ネットサーフィンがパソコンを使う用途のメイン
・外出先でPC・スマホをネットにつなげない
・wifiモデルのipad
・タブレットを持っている
光回線までしっかりした環境は必要ないけど、
彼女や友達が遊びに来る、いざという時に困らない。
なにより、唯一の持運び可能なネット回線なので便利ですね。
▶据置きタイプ
モバイルルーターと同じ通信方法で電波を受信して通信を行う。
工事が不要なため、機器が届いたらコンセントに挿すだけでOK!
「だったらモバイルルーターのほうが良いのでは?」
確かにその考えは間違ってませんね。据置きタイプの回線は、
持運びできないモバイルルーターだと言っても過言ではない。
しかし、固定回線は引きたい、
でも住んでる建物が光回線の契約ができない。
だからと言ってモバイルルーターはいらない、という人も中にはいます。
それに、ソフトバンクスマホを持っていればsoftbank Airと、
auスマホならHOME L01とのセット割が可能なので安く利用できます。
こんな人には据置きタイプがオススメ!
・工事とか面倒なことは避けたい
・配線でゴチャゴチャするのがイヤだ
・光回線が契約できない環境に住んでいる
・家ではスマホかタブレットしか使わない
まとめ
日中は仕事で休日は友達と外出、
家にいる時間がそもそも短い独身男子の方は、
ネット環境がそこまで必要としていないのかもしれません。
とはいえ、在宅時間が短いイコールだけで
契約すべき回線を決めてしまうのも後々失敗する可能性があります。
ですから、まずはネット回線を「何に使うのか?」を改めて考え、
そのうえで契約する回線を決めるのが良いと思います。
どうしても迷って決められない場合は、
いま自分が使っているスマホのキャリアに回線も合わせる。
auならauひかり。ソフトバンクならソフトバンク光にする。
セット割もあるので、意外と月々の負担が安くなるかもしれません。
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