下り最大1Gbpsの高速通信が可能なauひかりに対して
「速度が遅くて不満」という悪い評判を時々耳にします。
インターネットの速度は必ずしも平等ではありません。
基地局からの距離や配線方式、集合住宅で回線を共有する場合、
戸数によってなどにより、あらゆる状況により速度に違いが出ます。
疑うべきは自分から
中には「わざわざ自分で遅くしてしまっている」方も多いようです。
代表的なのは「ルーター」の問題です。
複数のパソコンへ接続するなどの理由から
自分でルーターを用意して使っている人も多いと思いますが、
回線速度に対応していないルーターを使ってしまっている場合があります。
主にインターネット回線で注目するのは下り最大速度です。
最近では1Gbpsの高速通信が主流となってきていますが、
ルーターは昔の100Mbpsまでしか対応していなければ、
本来期待できる速度を出すことは困難になります。
足の速いウサイン・ボルトでも
履いているのが下駄であれ9秒台は出せません。
本来の力を発揮するには、それに見合った靴を履く必要があります。
インターネットの場合も同じです。光回線を契約しているのに
ADSL対応のルーターを使う必要があり、下り最大速度1Gbpsであれば
それに対応したルーターを設置しなければなりません。
ルーター以外の機器
LANケーブルも同様です。
古いケールを使ってパソコンにつないでもダメです。
ちゃんとギガビット対応のケーブルで接続しなければなりません。
そもそもパソコン自体が対応していないのに
勧められるがまま1Gbpsプランを契約してしまう人もいます。
auひかりを契約する場合も、
自分側の環境をちゃんと確認してから契約するようにしましょう。
最後に一言
auひかりで少しでも速度を確保したければ
無線ではなくLAN接続することをオススメします。
以下の画像はホームタイプ(1Gbps)で契約したのに、
200Mbpsまでしか対応していないルーターで、
さらに無線接続している速度テストしてみた結果です。
お世辞にも速いといえませんね・・・。