OCN光・ドコモ光・ぷらら光・ソフトバンク光
回線の中身はどれも同じNTT光(フレッツ光)なのですが、
なぜかソフトバンク光だけが「速度が遅い」と不満を口にする人が多いです。
どうしてなんでしょうか?
考えられる原因
可能性があるのは「プロバイダ」の問題です。
同じ光回線でも特定のプロバイダで接続すると
ネットが遅くなる、という話をよく耳にします。
この説はある程度正しいと私は思います。
プロバイダはサーバーを経由して光回線と私達とをつないでいます。
各社によってサーバー容量は違いますし、加入者数によっても
サーバーへかかる負担の増減も変わってきます。
休日の早朝や、平日の昼間は余裕ありますが、
通勤ラッシュや日曜日の昼間などはギュウギュウに込み合う電車のようなもの。
せっかく下り1Gbpsもの高速通信可能な光回線でも、
プロバイダ(サーバー)負担が大きく処理スピードが遅くなってしまうと、
本来発揮されるべき速度が出なってしまいます。
また、契約数の多いプロバイダなどは、
最も利用者が増える平日の20時以降や、日曜日などの休日などに
制限をかけてサーバーに負担がかかり難いする、という話も聞きます。
ソフトバンク光のデメリットはプロバイダを選択できないことです。
同じグループのヤフーBBとしか契約できないようになっていますので、
プロバイダだけを変更して改善を試みることができません。
実例を確認してみましょう
次の画像は平日の昼間にソフトバンク光の速度を測ったときのデータです。
非常に良い速度が出ていて、ネットは快適に利用できています。
※プランは下り最大200Mbpsのマンションミニです




ところが、平日の20時以降と休日に同じ条件で測ってみると、
明らかに速度低下し、ネットのつながりが悪くなります。




平日の昼間、のんびりネットする主婦やフリーターは問題ないかもしれませんが、
仕事をして夜帰宅時間帯にネットを使う人にとっては、この状況はいただけませんね。
「ソフトバンク光利用者の全員がこのような結果になる」わけではありませんが、
実際ネットやツイッターなどで口コミを探すと、不満を書き込んでいる数が
ソフトバンク光だけ異様に多いのが実情です。
インターネット回線は基本的にクーリングはできません。
契約してしまうと、以後2年間は解約することが難しいため(違約金問題)、
もう一度、ソフトバンク光を契約していいのか?検討し直す考えも必要かもしれませんね。