so-net光はフレッツ光回線系でありながら
auスマホとセット割を組めるのがうれしい。
しかし、auひかりとのセット割(スマートバリュー)だと
最大10台まで割引対象となるのに対して、so-net光とのセット割りは
1台しか割引の対象にならないのが残念です。
それともう一つ残念な点があります。
それは「契約期間が中途半端なこと」です。
・どのような契約期間になっているのか?
・なぜ契約期間が中途半端だとまずいのか?
・どんな解決策があるのか?
so-net光の契約期間について
so-net光の契約期間は「30ケ月」です。
厳密にいうと「割引プランで契約すると」30ケ月になります。
so-net光の割引には[キャンペーン割]と[長割]の2つがあり、
キャンペーン割とは基本料金から毎月400円安くなりますが、
特に条件が付くことはありません。
※基本となる2年間の最低利用期間は適用される
一方の長割は毎月500円安くなりますが、
そのかわり30ケ月(2年半)の最低利用期間の条件が付けられ
更新月以外で解約すると7500円の違約金が発生します。
割引額(契約期間) | |
キャンペーン割 | ー400円(なし) |
長割 | ー500円(30ケ月) |
「長割適用させなければいいのでは?」
という声も聞こえてきそうですが、中々そうもいきません。
なぜなら、負担金額が増えるからです。
900円も毎月割引かれるはずなのに、長割を適用しなければ
400円しか安くならなくなります。たった500円の違いかもしれませんが、
わざわざ高いほうの金額で契約したいと思う人少ないものです。
so-net光を契約する人のほとんどは、
長割も適用させて毎月900円お得に契約することになります。
つまり、必然的に30ケ月の契約期間を選ばざるを得ません。
中途半端な契約期間がまずい理由
「30ケ月経ったら解約すればいい」
と思うかもしれませんが、そうはいきません。
ちょっと複雑ですが、なるべく簡単に説明します。
まず、so-net光の契約期間は2年です。それと長割は2年半(30ケ月)です。
基本契約は自動更新となり、長割は更新なしです。2年半で終わりです。
つまり、2つの契約期間に差異があるため、違約金を払わずに契約満了するには
4年経たなければできないということになります。
しかも、長割は更新できませんので31ケ月目~48ケ月までは
500円の割引がない状態で料金を支払うことになります。
要は、so-net光の契約期間は4年間ということになり、
他の回線に乗り換えたいと思っても、この長期縛りがあるため
それができないということになります。
基本契約 | 長割 |
~24ケ月 自動更新 (解約すると長割も解約となり違約金発生) ↓ 25~48ケ月 解約可能 |
~30ケ月 更新なし割引終了 |
長期契約を回避する解決策
あまりに長い期間縛られるのは好ましくありません。
インターネットを含む通信業界は非常に流動的です。
4年もの歳月があれば、もっと低料金でもっと高速通信のできる
回線が登場する可能性は十分に考えられます。というより、そうなるでしょう。
あまり長期的な契約を結んでしまうのは好ましくありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
2つの解決策があります。
① 長割を適用せずso-net光を契約する
② auひかりと契約する
長割を適用するかどうかは契約者の意向次第です。強制ではありません。
そうすれば、通常の2年自動更新だけで済みます。
ですが、先にも述べたとおり、これは現実的ではありません。
わざわざ高い料金を選択して契約する人は少ないからです。
長割を適用せずに契約した場合の料金は、
ホームタイプは5,300円、マンションタイプは4,200円です。
ですから、もし可能なのであればauひかりと契約したほういいでしょう。
auひかりのマンションタイプは2年契約で3,800円。
ホームタイプのずっとギガ得プランだと4,900円です。
ホームタイプのずっとギガ得プランの契約期間は3年間ですが、
so-net光で4年間も縛られるよりマシです。
しかも、auスマートバリューを適用させると、
最大10台まで、家族の分までスマホが最大2,000円安くなります。
更にお得なキャッシュバックキャンペーンもあります。
→ https://itvdb.jp/nn-communications-cb/
so-net光は、フレッツ光回線系でありながら
auスマホとセット割が組める珍しい回線で魅力的です。
しかし、安く利用するには長期契約が必要になります。
「それでも構わない」という方は別として、
それを避けたいのであれば、長割を適用しないか
契約できるエリアであればauひかりを選択するほうがいいと思います。