家電量販店のスタッフや
携帯ショップに行ったときに
「インターネットはどこをお使いですか?」
「●●光にしたら安くなりますので転用しませんか?」
って聞かれたことがあるけど・・・。
そもそも【転用】ってどういう意味?
3分で理解できるように説明します。
転用とは
NTTのインターネット
フレッツ光を使っている人に当てはまる言葉です。
NTTは、フレッツ光回線を自社だけではなく、
ソフトバンクやドコモなどの携帯キャリアから、
ビックカメラなどの家電量販店、プロバイダのビッグローブなど、
他にも業種問わず、各企業が独自ブランドとして販売できる
仕組みを導入するようにしました。いわゆる[光コラボ]と呼ばれるサービス。
つまり、回線自体の中身は同じ(フレッツ光)ですが、
回線名を各社が好きなネーミングに変えて販売できるようにした。
回線名 | 回線の中身 |
・フレッツ光 | NTT回線 (フレッツ光) ※全部同じ |
・ドコモ光 ・ソフトバンク光 ・ビッグローブ光 ・ソネット光 ・ツタヤ光 ・ケーズデンキ光 ・・・など |
現在、NTTが自社でフレッツ光を販売しているのは、
企業(個人事業)向けがメインとなっており、一般宅向けには
事実上、ドコモ光などの光コラボ各社へ委任している状態です。
ですから、いまだにフレッツ光を使っている一般宅に
各光コラボ業者が「乗り換えるよう」促しています。
つまり、フレッツ光からドコモ光へ、またはソフトバンク光などへの
乗り換えを「転用する」という意味になります。
転用するメリット
光コラボ各社は月額料金やサービス内容を
独自で決めることができます。例えば・・・。
ドコモ光の月額料金は4,000円~ですが、
ソフトバンク光は3,800円~ですし、もっと安いところになると
エキサイト光なんかは3,360円~の低料金から利用できます。
転用するメリットその1は「月額料金が安いこと」です。
メリットその2は「割引があること」です。
携帯・スマホが安くなる
ドコモ携帯を使っているならドコモ光、
ソフトバンクならソフトバンク光のように、
携帯・スマホと光回線を同じ会社で契約すると
「セット割」と呼ばれるサービスを受けられます。
auひかりの「スマートバリュー」と同様に、
携帯・スマホ1台につき最大2,000円が割引かれ、
家族4人だと単純計算で、最大8,000円割引される場合も。
転用とは
フレッツ光からドコモ光などの回線に乗り換えすることを言う。
月額料金がフレッツ光より安く、携帯・スマホの料金が
セット割の適用によりお得になります!
※契約先が変わっても、回線自体はフレッツ光なので質は変わらない。
転用のデメリット
フレッツ光の月額料金が例えば4,000円だと仮定して、
転用して3,800円になったとしたら、確かに料金は下がりますが
たったの200円しか安くなりません。であれば、手続きの手間をかけてまで
転用するメリットがあるかと聞かれると「微妙」ですね。
携帯・スマホがauを使っている人。
この転用という概念はauひかりには通用しません。
auひかりはKDDI光回線なので、転用ではなく乗り換え(新規)となります。
もしも、あなたがauスマホを使っていて
現在フレッツ光を契約中なのであれば、無理に転用するのではなく
auひかりへ乗り換えするほうがセット割(スマートバリュー)があるのでお得です。
auスマホユーザーは・・・
月額料金と今の料金を比較して、大幅に値下げできないのであれば
無理に転用する必要はない。むしろ、auひかりに乗り換える方がイイ!