インターネット使えるようにするには、
何も固定回線に固執する必要はありません。
最近のモバイルルーターは以前より速度向上しているため、
固定回線の代わりの利用する方も増えてきています。
そこで、KDDI系のモバイルルーターであるワイマックスと
auひかりの通信速度を比較していみたいと思います。
auひかりを契約
ワイマックスを契約
auひかりの通信速度
auひかりの契約はホームタイプで、プロバイダはビッグローブ。
本来であればパソコンとはLANケールで有線接続して測定するのが
一番ベストな速度をテストできるのですが、今回は諸事情により
WiFi無線接続で実施しました。
それから、下り最大1Gbps対応のauひかり回線ですが、
無線ルーターは200Mbpsまでしか対応していないため、
本来発揮されるはずのポテンシャルを、大きく下回る数値しか計測できませんでした。
あらかじめご了承下さい。(※ベストな状態で再度テスト実施したら報告します。)
1回目の下り速度は32.44Mbpsとなり、2回目は26.13Mbpsでした。
やはり接続環境がよろしくないため、期待していた速度より遅かったです。
恐らく、ちゃんと1Gbps対応のルーターを設置してLAN接続すると、
それだけで今回以上の速度は出ると考えられます。
ワイマックスの通信速度
それでは次に、ワイマックス(W02)をパソコンに接続して
通信速度をテストしてみた結果をご覧下さい。
クレードルは使ってません。通信モードはWiMAX+2の状態です。
ちなみに速度制限もかかっていません。
1回目は5.80Mbps。2回目は18.33Mbpsと、やや速度向上。
auひかりと数値だけ比較してもこれだけの差が出ました。
5.80Mbpsとは、youtube動画が途中で途切れることなく
ギリギリ再生できるレベルの速度ですね。その他に気になる点は
上り速度が遅すぎるということです。
動画やファイルアップロード、最近利用者の多いクラウドに画像など
アップロードする時には、ちょっとイライラするレベルの遅さだと思います。
感想・まとめ
外に持ち運びもできるワイマックスは非常に便利だと思います。
ですが、完全に固定回線の代用品になるかと聞かれると微妙です。
なぜなら、今回ご覧いただいたように、通信速度が著しく遅いこと、
それから、通信が安定しないという点です。ワイマックスのような
モバイルルーターは電波を受信して通信するため、あくまでも移動時に
便利なように作られています。
基地局から線でつながれている固定回線とは、安定性という点では比較になりません。
実際に使ってみると分かりますが、ネットが途中で遮断されることもあり不安です。
ワイマックスを否定するつもりは全然ありませんが、あくまでも移動時にも使える
インターネット回線だと考えるべきだと私は思います。
【auひかりとワイマックス比較 まとめ】
① auひかりの方が速度が出る(あたりまえ・・・)
② ワイマックスよりauひかりの方が通信が安定している(あたりまえ…)
③ ワイマックスはあくまでも移動・外出先で使うネット回線
もしも、これから自宅のインターネットをどちらで契約するか?
悩んでいるとしたら、安定した高速通信を望むならauひかりです。
どうしても外出先でもネット環境が欲しいというのなら、
スマホのデータプランの上限を増やして、テザリングでパソコンと接続する
方法をとられたほうがいいかもしれません。